肉体労働ばかりが工業ではない

基本的にはまだまだ工業分野の仕事内容と言えば、誰しもが肉体労働のイメージを持つことが多く、肉体的にきついとか職人肌のベテランがいると思われがちですが、現在においてはそうとは限りません。部品加工などではファクトリーオートメーション化がどんどん進んでいますので、確かに人の手による細かな加工や調整や商品としての精度を満たしているかの測定などの仕事はありますが、数値を機械へ入力して設定して部品を加工する仕事は増えています。機械加工の良いところは、人の違いによる細かな誤差が無く全て均一な製品に仕上げる事ができるので、工業の中でも製造分野では特に、マシンオペレーターと呼ばれる工作機械の取り扱いを主な内容とする業務が増えており、工業高校でも機械言語やプログラミングを主体とした専門教科の学習制度があったり、実際の製造現場で使われるようなCNC旋盤を使った実技学習などもあります。今後の工業分野は更に自動化が進みますので、以前の様に職人の手作りの世界の様なこだわりよりも生産性を重視した生産効率の良い機械の取り扱いや保全業務といった内容の仕事は確実に増えてきますし、またその機械に指示を与える為の専門知識を有した人の需要は高まります。肉体的な負担を減らし、知識を武器として制度の高い部品を沢山製造できる人、そういった人がこれからは優遇されるでしょう。

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